今週のまな板

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 こんばんは、鈴木達也です!最近は大寒といわれる2月でもポカポカしていますね~。これも温暖化の影響なんでしょうか。

 前置きはこの辺りで早速本題に入りましょう!「福井モデル」をお書きになった作者・藤吉雅春さんはおっしゃいます、これからの未来のヒントは地方にこそあると。さて、前回は富山市の市長さんが路面電車に工夫を施し町の中心部にまで来てもらえればお年寄りの方は100円にしました。そうするとせっかく町に来たのだからブラブラと歩き回り、食事・買い物等でお金を町に落とす。高齢者の方々もいい運動になり、健康増進につながる。更に、市長さんは人・物・金を集中させようと挑戦を始めました。

 まず、着手したのがやがて交通弱者になる65歳以上の人のために、スーパーや病院まで500メートル圏内への住み替えの推進です。市長は65歳以上の住民基本台帳の住民を拾い、その人達の住むべき環境を市電を串として、居住区のゾーンを3つ連ねて、団子を刺すように並べました。その圏内に入ると、必ずスーパーと病院が団子1個の中にあるようにする。この政策が絵に描いた餅にならぬように、市長は移住すれば50万円補助金を出す。あるいは、3年間月々1万円ずつ補助金をだす等。中でも路面電車作戦は大当たり!最も遠いエリアから町の中心までは2600円。それが100円ですから爺さん婆さんは遮二無二出てきます。そして町にて飲み食い・買い物するので店が繁盛し、経済効果があがり始めたそうです。孫と一緒に来れば動物園はタダというのもやります。本当にその人の孫か、なんて煩わしい確認作業なんてしません。近所の子供や親せきの子供でも良いのです。

 ただ、案の定頭の固い連中から「調子に乗るな!」と叩かれます。ところがこの市長に賛同し、団子のエリア内に店ができ雇用が上がり、税が落ち始めました。この遠大な作戦が回り始めました。凄いことですよ!この損して得取れが、医療費効果まで波及していくのです。高齢者が1歩歩くと0.061円削減できます。路面電車100円により富山市内で1日当たり平均1309歩、高齢者の歩数が伸びた。そこで驚くなかれ1日当たり1人80円分の医療費が浮いた。それが積もりに積もり、なんと年間で7560万円の医療費の削減ができた!びっくり仰天ですね~。これを形を変えてご老体の多い下町でやったらどうなるか。ともかく圧倒的な数字の説得力ですな。

 久方ぶりに目の鱗が落ちました。「市長だからできるんだ」「自分にはこんな権限も組織もないから無理」と諦めてないけません!!お店をお持ちの方、なかなか売り上げが上がらない、集客が上手くいかないとお悩みの方は是非「福井モデル 未来から地方から始まる」を紐解いてみてはいかがでしょうか。自分の店を起点にして、いかに来てもらうか否、新規客をたぐり寄せるか。そして1人勝ちを狙う時代はとうに終わりを迎えたのです。商店街、地域で情報を発信していきましょう!安売りではなくコミュニケーションで売る時代に入ったと思いませんか。本当に人付き合いが煩わしいのであればSNSなどこんなにも発展はしないと思います。やはり商売は人と人とが紡ぐもの。安売り競争、誰にでも受けようとするのはやめましょう。これからは「個」を発信できる店が強いのです。

 話が脱線しましたが、いかがでしたか「福井モデル」。今回は武田鉄矢さんが本のなかで解説した本を紹介しました。このブログではワンちゃんに限らず、今回のように注目した本や、仕事で売り上げが上がった方法等、いろいろな情報を発信し、新生「ペットハウスJUN」の「個」を出していく所存です。是非、今後もお楽しみに~