「お留守番」時におこるイタズラに関してよくある勘違いがあります。孤独になる不安で起こるイタズラがありますが、この場合は「時間に対する耐性」をつければ良いと思われがちです。犬はお留守番の「時間」を把握することは、まずありません。以前にシーザー・ミランの本でお話しました。犬は「今」を生きます。彼らにとって「過去」や「未来」といった概念はないのです。ちなみに、叱るなら悪いことをした「その時」でないと全く意味を成しません。
話を戻します。人が出掛けることは「飼い主がいなくなる」と理解します。大事なのは「飼い主は必ず帰ってくる」と理解してもらう事です。そのうえで一人でも大丈夫という事を経験してもらえると解決に向かいます。
そのうえで一人でも大丈夫という事を経験してもらえると解決に向かいます。なので気長に少しずつステップアップすることも大切です。
例えば、家の1室にでワンちゃんだけを残し、飼い主は退出します。疑似的に「出かける」状況を作ります。ある程度の時間が経ったら部屋に入り「帰ってきた」ことを経験させます。人が目の前からいなくなる時間は最初は数分からスタートし、少しづつ時間を伸ばしていきましょう!
とかく我々日本人はせっかちと言われます。今まで一緒に居た飼い主が次の日から12時間帰ってこない。そんな状況は人間でも大きなストレスです。すぐに良い子でお留守番はできないのは当然と思いましょう!