ワンちゃんが利用する施設で利用する頻度が低いのがペットホテルです。でも頻度が低いからこそ心配事も多いと思います。その心配事は頻度が低いからこそ出てくる物もあります。
よく聞くのが「眠れるか?」や「ご飯をちゃんと食べるか?」ですが、これはやってみないと分からないです。経験や年齢と共に平気になることもあれば、いつまでも慣れない子もいます。
他の事も大体そうです。なので、まず大切なのは経験をさせてワンちゃんの反応を知る事です。ホントにお泊りが苦手な子の場合は、飼い主がワンちゃんにお泊りを極力させない生活をする必要があります。その場合は飼い主の義務なので頑張ってください。
それでも心配事を減らすために事前にできる事がいくつかあります。
まずは良いホテルか相性のいいホテルを探すことです。持病がある子は掛かりつけの病院か対処できるホテルでお泊りをしてください。そしてできれば、ホテルやペットショップの一時預かりを利用して経験を積んでください。
いきなり「お泊り」だとハードルが高い子もいるので、徐々に慣れさせながらトレーニングなどで改善できるか様子を見れれば心配も減らせると思います。
次に重要な事は食事の好き嫌いや食べムラを減らす事です。普段食べている物でも環境が変わると食べてくれなくなることがあります。
理想はドライフードだけで食べてくれることですが、すべての子がそういうわけではないです。そういう子には何かをフードに混ぜて食べてくれるようにすると思います。
ただ、「お泊り」で考えた時避けた方がいいことがあります。それは、手作りの食材を混ぜる事です。最近は衛生面の関係でホテルで生ものを預かる事が出来ない事多いからです。
市販のふりかけやオヤツ、缶詰は大体預かってくれるので、それらの物で食べられるように頑張ってください。
この2点を気にして対応すれば大丈夫だと思います。最後に「お泊り」から戻った際は「安心」できる環境でゆっくりさせてあげてください。