メリークリスマス!獣医師の平出です。今回はクリスマスにまつわる有毒植物について解説します。
・シクラメン
全ての部位(特に球根)にシクラミンという成分が含まれ、胃腸炎や神経のマヒ等の症状がみられます。
・ポインセチア
全ての部位にホルボールエステルやトリテルペノイドという成分によって嘔吐・下痢・皮膚や粘膜の炎症を引き起こし、さらにホルボールエステルには発ガン性もみられます。
致死率は低いものの、人間の子供が死亡したケースがあるので要注意です!
・クリスマスローズ
全ての部位(特に根)にヘレブリンやスプリンチリン等の成分によって皮膚や粘膜の炎症・腹痛・嘔吐・下痢・不整脈・血圧低下を引き起こし、最悪の場合は心臓マヒで死に至ります!